2002年1月5日に開院いたしました、もんや歯科クリニック院長の紋谷光徳と申します。院外広告できない事項なども含め、自己紹介させていただきます。
昭和42年生まれで出身は高崎市貝沢町です。A型です。
子供の頃、よく虫歯に悩まされていました。
歯科検診で「この前詰めたところが虫歯になっていますね」
と言われ、うんざりしたものです。
そして歯科医としての勉強をするまでは、「自分は虫歯になりやすい」と諦めるようになっていました。
また、歯列矯正の経験もあり、その大変さはよくわかっています。
自分で痛い経験をしているので、患者さんには同じ思いをさせたくないと、日々診療にあたっています。
塚沢中学、高崎高校を卒業後、新潟大学歯学部へ入学いたしました。 学生時代はテニスに明け暮れておりました。 大学卒業後8年半、新潟大学歯学部附属病院で勤務いたしました。 まず、臨床研修医として2年研修し、一般歯科診療はもちろん、小児歯科、口腔外科、歯科麻酔科など、 外科的処置、全身管理などについて学びました。 その後、補綴科(義歯や冠などの専門科)で医員として2年ほど勤務し、 義歯や冠などの専門知識を習得しました。 また、研修医時代より「顎関節症」という、あごの病気に関する臨床、 研究に道付けしてもらうという幸運に恵まれ、やりがいのある仕事をさせていただきました。
卒後5年目より、新設の加齢歯科学講座の助手として移動になり、 有病高齢者の歯科治療、摂食嚥下障害(飲み込みが悪くなった方) の治療やリハビリテーションなどについて研鑽を積みました。 また、耳鼻科の先生方の協力を得て「味覚外来」という専門外来を新たに開設し、 味覚障害(味がわからなくなった方など)の診断、治療について専門の幅を広げました。 また出張先であった、とやの中央病院歯科外来の手直しなどに協力し、 訪問歯科診療チームの立ち上げ、訪問口腔ケアの相談医など、往診部門の新設にも協力しました。
振り返ってみると、卒後4年間は義歯や顎関節症の患者さんを中心として、 一般歯科医としての基礎を十分学んだおかげで、加齢歯科での有病高齢者、 味覚障害、摂食嚥下障害、訪問歯科診療などの対応がスムースに行うことができ、 自分にとっての“芯”の部分を太くすることができたのではないかと思っております。
また、大学病院との連携はまだありますので、私の経験、知識で十分でない臨床ケースがある場合には、 すぐに新潟大学の専門講師に連絡し、的確な方法を確認した上で、 患者の皆様にご迷惑のかからないように対応したいと考えております。 そのため、もんや歯科クリニックは小さな町医者ですが、 大学病院と同様の医療を安心してご提供できるのではないかと考えております。
これまで大学で受けたご助言やご指導を、今後は少しでも生まれ故郷の地域の皆様に還元でき、 お役に立てればと思っておりますので、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。
私の目指すべき目標は、あくまで、「むし歯ゼロ」ではありません。 来院者みなさまの生活の質が損なわれないようにお手伝いすること、 「楽しく食事ができて幸せに毎日を送ること」が最大の目標です。